クリスマスローズ属(Helleborus)は、ヨーロッパ中部・南部、地中海沿岸、
  西アジアに20種ほどが、中国(チベット)に1種分布しています。
  属名ヘレボルスは、ギリシャ語の「殺す」「食物」から成り、アルカロイドを
  含んで有毒植物であることに由来し、自生地では家畜は食べません。
  日本ではこの属は一括して「クリスマスローズ」と呼ばれていますが、実際
  クリスマス頃に花が咲くのはニガー(niger)で、いちばん多く出回っている
  オリエンタリスは「レンテンローズ」と呼ばれ、キリスト教の復活祭前の
  レント(受難節)の頃、早春に花が咲きます。そのため、「春咲きクリスマス
  ローズ」とも呼ばれます。オリエンタリスは盛んに交配がなされ、ガーデン・
  ハイブリットとして多彩な色、花形、八重や半八重咲きなどバラエティに富み
  人気が高いです。最近は、チベタヌス、オドルス、クロアチアカスなど落葉性
  原種も出回っています。当庭には約100株が植えてあり、その中から
  優れた株を写真で紹介いたします。